指の痛みはどんな病気?

指の痛みの原因のほとんどは、長時間にわたる指の酷使によるものです。
特によく聞かれる腱鞘炎は、長時間のデスクワークをする現代人にとって身近な存在となりました。腱鞘炎は、指を動かしている腱と、それを包んでいる腱鞘が擦れて炎症が起き、動かすと痛みを伴う病気です。
仕事上指を使う場合、安静を守るのは難しいですが、慢性化を防ぐためにも指を休ませる時間を設けたり、テーピングをすることが必要です。

指の痛みの主な症状は?

指の痛みの症状のあらわれ方には、いくつかの種類があります。指を動かすこともできないほどの痛み、指を動かすことはできるけれど動作と関係なく感じる痛み、痛みのために指が動かせないという状況などが主な例です。
傷みの種類にもピリピリとした痛み、ズキズキと骨に響くような痛み、風が吹いただけで感じるような繊細な痛みなどがあります。

指の痛みの主な原因は?

指の痛みの原因には様々なものがあります。よくあるのは突き指、手指の腱鞘炎で、突き指は伸びた指先に強い衝撃が加えられることによって関節に影響が出るもので、腱鞘炎は主に手指の使いすぎにより起こるものです。
そのほかには、関節リウマチ、変形性関節症、化膿性腱鞘炎、手根管症候群など関節に痛みや異常が起こるものが多くなっています。

指の痛みの主な検査と診断方法は?

スポーツによって指を痛めた場合は、骨に異常がある場合があるので、指の痛みに関する専門の整形外科の診察を行います。
検査方法としては、まずはどんな原因で痛めた事などを医者に相談して、指の痛む箇所を軽く手で触ります。
痛みがひどい場合は、手の部分をレントゲンなどの検査を行って、骨に異常がなければ、鎮痛剤の投与などによる療法を行います。

指の痛みの主な治療方法は?

指の痛みといっても、原因は様々ですので、治療法も様々です。ただの突き指の場合は放置しているだけでも、基本的に治ります。
ばね指などの場合は、使いすぎが原因の場合が多いので、指を使わないようにするのが一番です。
骨折している場合は、骨をきれいに下の状態に戻すために、しっかりと指を固定する必要があります。切り傷の場合は、絆創膏を貼っていれば治ります。

指の痛みの初診に適した診療科目