倉敷中央病院は岡山県倉敷市にある、内科、血液内科、リウマチ科、外科、精神科ほかを標榜する医療機関です。近くの駅は倉敷市駅です。
骨盤臓器脱(こつばんぞうきだつ)は、女性に多く見られる症状の一つで、子宮や膀胱、直腸などが骨盤内から脱出することを指します。これによって尿失禁、便失禁、性交痛、不正出血、腰痛などの症状が現れることがあります。
骨盤臓器脱の治療には、まず保守的な治療が行われます。これには、腹圧をかけないような運動や体位の指導、骨盤底筋群のトレーニング、腹壁の筋力強化、軽度な場合には専用の器具を使用するなどがあります。また、軽度~中等度の場合には、腟内挿入物を用いた治療も行われます。
ただし、重度の場合や保守的な治療が効果がない場合には、手術が必要となることがあります。手術には、腟からの手術や腹壁からの手術などがありますが、症状の程度や患者さんの状態に応じて適切な手術方法が選択されます。
骨盤臓器脱の治療には、産婦人科や泌尿器科などの診療科が関わることがあります。専門的な知識や技術を持った医療スタッフが治療を行うことが重要です。
内分泌外来は、内分泌系(ホルモン分泌系)に関連した疾患の診療や治療を専門に行う外来診療のことを指します。内分泌系は、ホルモンを分泌する器官や組織、それらを調節する神経系のことを指し、代表的な内分泌系疾患には、糖尿病、甲状腺疾患、副腎疾患、性腺疾患などがあります。
内分泌外来では、患者の症状や検査結果を基に、内分泌系疾患の診断や治療を行います。具体的には、血液検査や尿検査、画像検査、ホルモン値の測定などを行い、病気の状態や進行度を評価します。また、内分泌系疾患に関するアドバイスや治療を提供し、患者の健康維持に役立つように努めています。
内分泌系疾患は、適切な治療を行わないと、慢性的な健康障害や合併症を引き起こすことがあります。内分泌外来では、専門の医師や看護師が患者に対して、的確なアドバイスや治療を提供することで、病気の進行を遅らせたり、予防することができます。
乳がんの検査方法として、乳房触診、マンモグラフィー(乳房X線)検査、乳房超音波(エコー)検査の3つの方法がありますが、その一つであるマンモグラフィー検査は、乳腺専用のX線装置を用いたレントゲンで検査する方法です。これにより、腫瘤(しこり)や石灰化・乳腺のゆがみなどを確認します。この検査方法の長所としては、触診や超音波でしこりを認めない乳がんでも石灰化、乳腺のゆがみとして乳がんを発見できると言う点や、石灰化の性状や範囲がわかる、という点です。短所としては、検査に痛みを伴う場合があり、年齢、乳腺量の個人差により詳細な診断ができないことがある、という点です。なお、レントゲン検査のため、妊娠中の方は、基本的に受けられません。
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