永寿総合病院はJR上野駅に近接した(南へ徒歩約7分)、台東区の中核病院としての役割を担う400床の急性期中核病院です。 1956年(昭和31年)2月に元浅草稲荷町で160床の病院としてスタートし、2002年(平成14年)2月に上野駅に近い現在の場所に400 床の総合病院として移転しました。平成24年4月には公益財団法人として認可され、療養医療・回復期リハビリ機能を中心とした柳橋分院(80床)と一体となって活動しています。
ストーマ外来は、人工的に作られた腸管や尿管の出口である「ストーマ」に関する診療を行う医療機関のことを指します。ストーマとは、病気や外傷などにより、通常排泄される体液が自然に排泄できなくなった場合に、人工的に作られた排泄口のことです。
ストーマ外来では、患者さんのストーマの状態を評価し、定期的なメンテナンスやトラブルシューティング、ストーマ周囲のスキンケアなどを行います。また、ストーマに関連する合併症や疾患の治療や、ストーマの形成手術を行う場合には、手術前の評価や手術後の経過観察も行われます。
ストーマ外来では、ストーマに関する情報提供やアドバイス、ストーマ用品の提供なども行われます。また、患者さんやその家族に対して、ストーマのケア方法や、ストーマを持つ生活についての支援やアドバイスを提供することもあります。
ストーマ外来は、ストーマに関する専門的な診療や支援を受けたい患者さんにとって、重要な医療機関の一つとなっています。
「東洋医学専門外来」とは、東洋医学(中国医学・漢方医学・鍼灸・指圧など)に基づいた診療に特化した外来のことです。東洋医学は、東アジアを中心に古代から伝承されてきた医療の一つであり、体質や気の流れを重視した独自の病理学や治療法を持っています。
東洋医学専門外来では、西洋医学では説明がつかない症状や、西洋医学による治療に反応しない慢性疾患などに対して、東洋医学に基づいた診療を行います。診断には、脈診、舌診、診察などの手法が用いられ、病気の原因や体質に合わせた治療法が提供されます。
治療法としては、漢方薬の処方や、鍼灸、指圧、薬膳などがあります。漢方薬は、東洋医学に基づいて、患者さんの体質や症状に合わせて調合されます。鍼灸や指圧は、経絡(けいらく)と呼ばれる気の流れに沿って、針や指で刺激を与えることで、身体のバランスを整える治療法です。薬膳は、食材の特性や調理方法を考慮し、患者さんの体質や症状に合わせた食事療法を行うものです。
東洋医学専門外来では、東洋医学に基づいた治療を行う医師や鍼灸師、指圧師、薬膳師などが在籍しています。患者さんの症状に合わせた治療法を提供するため、病院内の診療科や外来との連携も大切にされています。
東洋医学専門外来では、西洋医学に比べて副作用が少なく、自然治癒力を高める効果が期待できるため、痛みやストレスなどの緩和や、体質改善、予防医学などに適しています
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